シニア世代にとって、何らかのコミュニティづくり、あるいはそこに参加することは、人とのつながりや楽しみのため、そして健康を考える上でも望ましいことだと思います。
人とのつながりが、健康寿命の増進につながると推測されているデータもあります。
例えば、
・地方よりも都市部の方が健康寿命が延びがち
・運動なども、ひとりより誰かと一緒にする方が介護状態になりにくい
・コミュニティ参加者の方が、介護状態になりにくい
などです。
おひとりさまの老後の場合、自分が介護状態になってしまうことは日常生活上、また金銭的にも死活問題になりかねない大きな問題です。
でも、そうは言っても、
「どうしたらいいのかわからない」
という場合もあるかもしれません。
すべて自力でというのは難しい場合もあるかもしれませんが、いまはそういったシニアのニーズへ向けたサービスや、ビジネスを展開している業者などもありますので、それを活用する選択肢も出てきており、今後増えていく流れになってきそうです。
今回は、シニアがコミュニティに一歩踏み出すにあたっての選択肢を考えていきたいと思います。
シニアって何歳ぐらいのこと?
一口にシニアといっても何歳ぐらいのことなのでしょうか?
ここでは、コミュニティへの参加、人とのつながりを作っていくことを考えていますので、やはり準備期間も考えて、
ズバリ、50歳から
としておきたいと思います。
理由は、
・健康効果を考えた場合、60代ぐらいになったときには、良い環境下に自分を置くことができており、その効果を受け取れる状態を作り出した方が良い。
・新しい人間関係を作る場合、やはりエネルギーが必要。60代になってからよりは、50代のうち、エネルギーがあるうちに一歩を踏み出したほうが良い。
というようなことは、一般的に言えることかと思います。
知らない人と会話をするのっていうのは、いくつになってもやはり緊張を伴うものですよね。
コミュニティづくり、参加について
まず、自力でできることと言えば、
趣味・地域の集まり、同級生など、すでにつながれる関係が持てている場合は、非常に有利に働くでしょう。
ただ、それができない場合も少なくないと思います。
例えば、定年まで仕事中心に生きてきた男性などは、その典型的な事例になってきそうです。
いきなり地域活動やコミュニティに参加するというのは、勝手が違う世界でもあることから、ハードルが高そうですよね。
そんな場合は、
シニアのコミュニティやイベントを仲介するサイトを活用するのが一つの手でしょう。
そこで、たくさんのコミュニティ・イベント情報の中から、自分に合いそうなコミュニティなどを選んで参加してみるなど、試してみることができるでしょう。自分と同じような境遇の方が見つかれば、
(はじめて同志、あるいは、このことで困っている同志など)
話題も一致しやすいかもしれません。
参加費用は少しかかるかもしれませんが、良い機会に出会える可能性が増える選択肢でもあります。
または、
居住区域すべてがコミュニティというシニア向けの分譲マンションも出てきています。
有名どころでは、「スマートコミュニティ稲毛」のような事例があります。
(サイトはこちらhttp://www.smartcommunity.co.jp/)
居住区とイベントスペースに分かれていて、ひとつのショッピングモールのような広大な敷地の中に各種の趣味、スポーツ施設や、レストラン・バーなども併設されており、まさに「アクティブシニア」というライフスタイルを体現できそうです。
入居費用など、それなりにかかりますので、なかなかセレブな老後の一形態と言えそうです。
いろいろな選択肢がありますが、
自分の
・興味の対象、
・財力、
・労力、
・コミュニケーション力
などを勘案して、人とのかかわりを構築していくという試みになるのではないでしょうか。
お金ばかりかけても、自分の興味の持てない活動、合わない環境では良いライフスタイルとは言えませんので、
イベントであればテスト的にいろいろと参加したり、施設であれば、見学に行くなど、いろいろとリサーチをすることも必要になってきそうです。
「やっぱり仕事ばかりやっているのではだめだな~」
と自分でも思う次第です。後半の人生が楽しみになるぐらいの打ち込める対象が運良く見つかるとも限りませんし、自分をちゃんと見つめなおす活動が、最後の人生を輝かすためにも必要だと思います。それを含めると40代ぐらいからを準備期間とするぐらいでいいのかもしれません。
まとめ
さて、まとめますと、
シニアがコミュニティに参加する利点は、楽しみ、人との関わりだけでなく、健康寿命の増進があげられる。
コミュニティづくり、参加は自力で何とかするだけでなく、
・シニア向けコミュニティ・イベントの仲介サイト
・シニア向けの分譲マンション(イベント施設付き)
などの民間サービスを利用していく手もあります。
自分の興味の対象、財力、労力、コミュニケーション力などを勘案して、人とのかかわりを構築していくという試みが必要で、できれば準備期間が欲しいため、50代ぐらいから始めることをおススメしたい。
(これという趣味がない場合、できれば40代ぐらいから自分の興味・関心を見つめなおしておきたい)
ということでした。
特に、これからはありふれたスタイルになるであろう
「おひとりさま」にとっては、押さえておきたいポイントになりそうです。
自分の興味・関心を輝かす後半のライフスタイルを模索してみてはいかがでしょうか。