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老後の予防医学 おひとりさまの注意すべきポイント3点



予防医学という考え方があります。老後にはいろいろな病気や症状が出てくるのはつきものですが、
おひとりさまは、病気や介護になってしまうと大問題です。

これらを予防していこうという考え方を、できるだけ早く取り入れることは老後の安心につながります。

男女ともに平均寿命が延びる中、健康寿命が取りざたされるようになりました。
単に長生きだけしてもしょうがない、という考えですね。

例えば、老後ずーっと病気の療養中だった、という風に過ごすのか。
以前ほどには動けないが、元気に活動して、楽しみながら生きる。

さて、あなたはどちらがいいでしょうか?
ということについて考えていきたいと思います。


健康寿命とは何か?

ざっくりしたイメージです。
平均的な話として聞いてください。

平均的に、80代で亡くなる方が多く、その場合70代で何らかの病気、または介護が必要になり、10年間は健康でない状態で生きる。

ということになります。

寿命は延びたが、健康寿命で言うと70代どまりだということが平均的な生き方であるということになります。

個人的には、ピンピンコロリで逝きたいというのが希望ですが、ギリギリまで健康でいられるためにはそこへ向けての何らかの努力が必要そうだということが予想できます。

予防の観点で、少し若いうちから動いておいたほうがよさそうです…。

さて、老後の予防医学をどのような観点で考えていったらいいか、とりあげていきたいと思います。

老後の予防医学

予防医学とは何かといって、一番わかりやすいのは、インフルエンザワクチンを接種するといったようなことでしょうか。

まさに予防の観点での医療ということになるかと思います。
何かが起こってからではなく、原因がはっきりしているマイナス面に対して、先に対処をするということ、ですね。

ここで、老後にありがちなマイナス面について、3つのポイントを押さえておきましょう

・筋力

・内科的な観点

・歯、口腔ケア

の3つです。

まず、筋力ですが、

主に足腰の筋肉が衰えてくるというマイナス面に注意を置きます。

これはロコモティブシンドローム予防の観点です。

歩けなくなることや、立ち上がり、起き上がれなくなることで、
日常生活に大きな影響が出てしまいます。

例えば、
日常の買い物や、お金をおろしに行ったりができなくなる。
足が上がりにくくなって転びやすくなり骨折し、そこからの筋力の低下で、最終的には寝たきりなど介護の問題にもつながってしまいます。この点については、生活環境のバリアフリー化(段差をなくす、など)も重要です。

とくに女性がなりやすい骨粗しょう症からの骨折、寝たきりへの移行というパターンには気を付けたほうがよさそうです。高齢になると、骨折が治って、しばらく歩かなかった間に筋力が低下し、その復活に相当の時間がかかってしまいます。筋力を元に戻すことができず寝たきりになってしまうというパターンが多いようです。

いざ、なってからリハビリというよりも、予防の方が少ない労力で、効果があることになります。

老後のおひとりさまにとって、足腰の問題は、介護の問題=お金の問題に直結してきますので、大きな問題です。

「運動処方」という言葉があります。
理学療法士などの専門家に相談すると、薬のように運動の強度や回数、部位などを処方してくれたりする、という考え方です。リハビリのようなことを健康なうちからやっておく、というようなイメージです。 最寄りの地域包括支援センターに相談をしてみましょう。


どこにあるかわからない場合は、市役所など自治体に聞いてみましょう。だいたい市役所の近くにあったりします。介護が必要となったときに起点となる窓口です。
(地域包括支援センターについての記事はこちら)



2つ目、内科的な観点

これは、血圧や、糖尿病など、体内の問題を考える観点です。

前述の運動ももちろん効果がありますが、過食など食事の問題も気を付ける点になってきます。

ここで予防したいのは、脳卒中や心筋梗塞、透析が必要になってしまうこと
などです。

「女性は筋骨、男性は血管から」という言葉があります。

女性は骨やその周りの筋肉から、男性は血管関係から病気や障害が生まれやすいということのようです。

先ほどは女性の骨粗しょう症の話題に触れましたが、男性は脳卒中で半身が動かなくなったりする後遺症などが問題になります。糖尿病も血管にかかわる病気で,さまざまな疾患に派生してしまいます。

これも継続的な医療費、介護費用に直結してくるポイントとなります。

食と運動で予防ができれば、いざなってから治療に当たるよりも少ない費用・労力で効果があることになります。

とはいっても、わかってはいるのですがなかなか、食べすぎたり飲みすぎちゃったりしちゃうものですね。かくいう私も節制というのは非常に苦手な分野の一つです(笑)。

会社を引退した後は、年1回の健康診断からも遠ざかるかもしれませんが、これを自分できちんと受診することで、数値的なサインを見逃さないようにすることが一つの予防策になります。

3つ目、歯・口腔ケアです

歯と言うと虫歯はもちろんのことですが、さらに恐ろしいのは歯周病です。

ここで予防したいのは、

糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞など全身へのリスクです。

どうやら歯垢(=細菌のカタマリ)からの細菌が歯周ポケットから入り込み、歯肉の毛細血管から血流にのって全身に影響を及ぼすことが分かってきています。

歯みがきで糖尿病のリスクが軽減できる。
だとしたらちょっと驚きですよね。
関係なさそうなそれらが、実は原因の一つだったということで、脚光を浴びている話題の一つだったりします。

歯みがきが重要なことと、また、喫煙も歯周病リスクを上げることが分かっていますので、タバコにも気を付けたほうがよさそうです。

また歯だけでなく、口腔ケアの観点としては、

・嚥下機能の保持です。
(飲み込む機能)

ここで予防したいのは、
誤嚥性肺炎、またそこから派生する胃ろうの設置です。

高齢になってくると「飲み込む」力が弱まってきます。そうなると最終的に食事が口からとれなくなります。

そうなると、医療機関や介護施設から「胃ろう」の設置を求められます。

胃ろうとはおなかに穴をあけて胃に直接チューブで栄養分を流し込めるというものです。非常に賛否両論あるのがこの「胃ろう」で、本人のQOL(人生の質)を下げるということで、延命治療の中でも不人気なもののひとつと言えます。

個人的には、老衰で物が飲み込めなくなって食物を摂取できなくなってきたなら、「胃ろう」は設置しないという意思表示をしよう(または事前にリビングウィルで)と思っていますが、人によっていろいろな見解が分かれるところだと思います。
(リビングウィルに関する記事はこちら)

介護施設では、「胃ろう」がないと、食事介助へさらに人手を割く必要がでるため面倒が見切れないということで、

また、病院も、治療が終わったので、ベッドを空かすために早く退院してほしいが「胃ろう」を作らないと、受け入れてくれる介護施設がないためにそれを勧める、

といった状況のようです。

嚥下機能を鍛えるためには、意外にもカラオケが効果があると言われています。認知機能にも改善がみられるということで、一石二鳥の効果が期待されています。

おひとりさまにとっては、老後の不健康は手痛い出費につながります。これらの3つのポイントを実行して、健康寿命をできるだけ伸ばすように生活してみてはいかがでしょうか?

まとめ

さて、まとめますと

健康寿命は平均70代ぐらいまでという状況になっている。

死ぬまでの10年間は病気や介護を必要とするつらい時代になる。

予防医学の考え方を老後に取り入れて、健康寿命を延ばす生活を取り入れたい。

3つのポイント

・筋力

・内科的

・歯、口腔ケア

に注意して、

・ロコモティブシンドローム

・脳卒中や心筋梗塞、透析、動脈硬化、

を予防し、

、嚥下機能の保持

をするためにも

運動、食事に気を使う、また、それ以外にも、カラオケも有効

ということでした。


引退後は家に引きこもっていることは一番リスクとなりそうですので、
外に出て歩くためにも、いっそのこと何か仕事を持つなど、社会とのかかわりを絶やさない工夫をそれぞれが考えていってみてはいかがでしょうか

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