認知症になっちゃったらどうしよう!?
とは、普段あまり思わないかもしれませんが、
例えば、家族がなってしまう場合、あるいはおひとりさまの場合、なっちゃったらどうしよう、という悩みは切実な問題となってきます。
そこで考えておきたいのが
・認知症ケアパス
ということになります。
「なっちゃったらどうする?」
について、関連するサービスやたどるべき行程がまとめられているものです。
そのため、関連するヒントや答えを探すうえで、まず触れておきたいものということになります。
今回はこの認知症ケアパスについて考えていきたいと思います。
ケアパスとは?
あまり聞きなれない単語かと思いますが、
それもそのはずで、もともとは工業会で使われていた
・クリティカルパス
というものを語源としているようです。
工場内で、モノが作られる工程で大きな影響を与える工程をわりだして、問題が起こらないようにするためのものだったようです。工程の「見える化」と言ったらわかりやすいでしょうか?
その言葉がを医療や介護の分野にも応用したもので、
最近では、病名ごとに
・○○クリティカルパス
・○○クリニカルパス
・○○ケアパス
などと、その病気ごとの治療や診療について、その症状の始まりから終わりまで、道すじを示したものが、そのように呼ばれたりしています。
たとえば、
「がんのクリティカルパス」
等で、検索してみたりするとかなり出てきます。
その一つが
・認知症ケアパス
ということになります。
どんなことが書いてある?
認知症ケアパスは、認知症に焦点を当てて、
・どの段階で?
・どこへ行って?
・どんなサービスを受けたらいい?
ということが記載されてありますので、
特に初期、初めてそうなったときにどうするか、迷ったときに頼りにできるものとなりそうです。
家族がそうなったときや、おひとりさまがいざ直面したとき、知識、情報もなく、介護した経験もない場合、一番悩みが大きいのはやはり最初の段階ではないでしょうか?
例えば、
初期であれば、まずは地域包括支援センターなどの窓口が照会されていることが多いようです。
そこから、医療機関でちゃんと診断されるまでの段階があり(ちょっと物忘れが多くなっただけかも?)
そのあとは日常の診療や、オレンジプラン的な対応(認知症カフェや生活支援サービス)
それと重度になった時の備え、具体的にはグループホームなど施設への入居など、
段階を踏んでいくことになります。
初期で重要だとよく言われるのは、
・初期が一番治る確率も高く、ケアを受けた場合の効果が高い
ということです。
ひとり暮らしをしていたりなど、誰も気づいてくれる人がないと、自分ではなかなか気づけなかったりして、初期~中期へと知らず知らずのうちに悪化、移行してしまっていたなどの事例も多いようです。
なるべく老後も世の中との交流を持つことが重要なようです。
認知症ケアパスの中には、予防の段階から設定されているものもありますので、そういった交流の要素があれば、積極的に参加しておくのも手だと思います。
治るものも治らないというのも非常にもったいない話ですし、健康寿命はできるだけ長く確保したいので、個人的にも予防~初期段階は敏感になっておかなきゃ、と思って、どうしようかなぁといろいろ思っています。
認知症ケアパスは、市町村ごとに作成が義務付けられていますので、問い合わせはまず市町村にしてみましょう。
まとめ
さて、まとめますと
・認知症ケアパスで、予防~初期~軽度~重度、までにどのような動きをすればよいか視ることができる。
・初期は、治る確率も高いので、積極的にケアに関わっていけるよう、健康な時から身構えておいたほうが良い
・市町村に問い合わせ窓口がある。
ということでした。
なってからではいろいろ慌ててしまうことも多いかと思いますので、まずは自分の住む市町村でどんな認知症ケアパスが公開されているか、見ておいてみてはいかがでしょうか?