医療費控除というのはけっこう有名で、10万円以上ならそれができる、と覚えている方は多いと思います。
若いうちはその覚え方で十分なのですが、老後のことを考えた場合、
収入は減る、医療費は増えるで、ダブルパンチで状況は厳しくなっていくことも考えておきたいものです。
そこで覚えておきたいのが、
収入が200万円以下なら、10万円以下でも医療費の控除が可能になってくる
ということです。
若いうちは、健康なこともあり、10万円の域に達することはなかなか無かった方も多いかと思いますが、人生の後半になってくるとそうもいかなくなってくるかもしれません。
ということで、
今回は、この
収入200万以下の医療費控除
について考えていきたいと思います。
収入に応じて下がる上限値
10万円以下でもできる、とはいっても、
じゃあいくらなの?
ということですが、
計算式は
収入金額 × 5% =医療費控除できる額
ですから、
200万ぴったりの場合は、
200×0.05=10万円
ということで従来と等しくなります。
ですから、ぴったりでは得にはならないということですね。
半分の100万円の時は、
100×0.05=5万円
ということで、5万円から医療費控除の仕組みが使えるということです。
年金だけで暮らしていく場合には、この5万~10万の間ということで当てはまる方も少なくないと思います。
老後の厳しい財政の中、確実に使っていきたい制度ではないでしょうか?
申告が必要。
申告ってナニ?
という方もいるかもしれません。
収入が低く、医療費がかさむ老後にうれしいこの制度ですが、金額が当てはまれば自動的にもらえるわけではないというのがなかなか厳しいところです。
自営業の方々にはおなじみかと思いますが、
・確定申告
が必要となります。
サラリーマンでずっとやってきたという方には非常になじみのないものとなりますが、聞いたことはあるのではないでしょうか?
まずは、
・全部のレシートをとっておいて、税務申告をする
という作業になります。
使ったお金をきちっと証拠立てて国へ認めてもらう作業とでも言えるかと思います。
毎年、2/15~3/15になると、市役所で臨時の窓口が開設されたりしていて、
けっこうごった返していたりする光景は、この時期の風物詩と言えるかもしれません。
かくいう私もやったことはないのですが、やっている人に聞いた限りでは、役所の人もやり方を教えてくれたりするらしく、けっこう簡単だという話はよく聞きます。
こういう作業を経ないと、税金は戻ってこないのですね。
初めてだとけっこう心理的ハードルが高かったりしますが、なんとか1回クリアするしかないんですかね…。
まとめ
さて、まとめますと、
収入が200万円以下なら、10万円以下でも医療費の控除が可能になってくる
・収入→減
・医療費→増
の老後には使いどころが増えそうな制度。
200万ぴったりだと、
200万×0.05=10万円
と変化がないが、それより少ない場合に効果が発揮される。
のだが…
自動的にもらえるわけではなく、
・確定申告が必要
サラリーマンだった場合にはなじみのないものになるが、
何とかチャレンジしていきたい。
ということでした。
年金生活者には強い味方になるかもしれないこの制度、いつでも使えるように身構えておきたいものです。