24時間体制の介護や看護というのは、基本的にいろいろな施設や、サービスをつなぎ合わせて構築することもできますが、ワンストップサービスでそれを可能にするのが、【定期巡回・随時対応型訪問介護看護】というものです。
介護の用語というのは漢字だらけで、しかも長いのが多いですよね。
ですが、便利な仕組みほど長かったりしますので、この便利さを活用するためにも、しっかりこの長い単語を分解して理解を考えていきたいと思います。
まず、単語を真っ二つに区切る。
最初に、二つに区切って考えていきましょう。
前半の「定期巡回・随時対応型」
後半の「訪問介護看護」
です。
後半の方が簡単そうですので、こちらから読み込んでいくと、
「訪問介護看護」
と言っていますので、
訪問してくれて、介護・看護してくれるということですね。
こちらはわかりやすいです。
さて、前半の方ですが、
「定期巡回・随時対応型」
ということで、2つのタイプを表しています。
また分解してみましょう。
・定期巡回(型)
・随時対応型
このへんの話が、24時間のケアに関わってくる部分です。
・定期巡回の方は、定期的に来てくれるということです。
一方、
・随時対応型は、呼ぶと来てくれるということですね。
具体的には、症状の軽い・重いで使い分けていくことになりそうです。
例えば、24時間の中でどんな時がピンチになりそうかということでイメージしていくと、
ひとたび転んでしまうと起き上がれない、何もできない
というような場合。
もう呼ぶしかないという状況になるかもしれません。
そんな時は、呼んだら来てくれる方=「随時対応型」を選択することになります。
何とか這ってでも移動できるような場合で、決まった時間の巡回
(1日2~3回のようです)
で身の回りのケアをしてくれるまで、
何とか待って堪え切れる人なら=「定期巡回(型)」
を選択しても大丈夫でしょう。
より手厚いタイプが、
呼んだら来てくれる=「随時対応型」
ということになるでしょう。
定期巡回にしても手厚いことは手厚いので、そのため、要介護1以上の方でないと、このサービスを受けられない条件となっています。
ワンストップサービスの施設の種類について
このワンストップサービスで行える施設ですが、
・一体型
というのが近くにあれば、完全に一つの施設でお願いすることができます。
もう一つは、看護の機能だけは保有していなく、その部分を別の業者と連携して行う
・連携型
という2タイプがあります。
介護と看護(=医療行為)を両方できるためには、看護師も常駐してくれる施設でないといけないため、それができない施設もあるということですね。
年を取ると、介護だけでなく、医療行為も兼ねてやってもらえることは、非常に安心材料で、心強いですよね。
注意点として、
似ているサービスとダブって扱えないことがあります。
例えば、
・小規模多機能型居宅介護
というサービスは訪問介護も含んでいる似たサービスの一つですが、
こちらとの併用はできず、管轄するケアマネジャーさんも変更となる場合もあるため、注意が必要です。ケアプランも変わってくることになりそうですので、相談しながら進めていったほうがよさそうです。
制度上の話の問題で、なじみのケアマネジャーさんが変わってしまう可能性もあるため、個人的には、こんな制度は変えてほしいな、と思いますが、現状では変更前。後でメリット・デメリットを比較して考えていくことになりそうです。
まとめ
さて、まとめますと、
定期巡回・随時対応型訪問介護看護は
24時間の安心をワンストップで得られる制度です。
症状に応じて
・呼んだら来てくれる=「随時対応型」
・決まった時間に来てくれる=「定期巡回(型)」
を選択しましょう。
介護だけでなく、医療行為が必要な場合も看護師を擁する施設で、あるいは他の施設と連携する形で対応可能な制度です。
似ているサービスと併用になってしまいそうな状況の時は、ケアマネジャーさんに相談し、施設が変わることでケアマネジャーさんが変わってしまうかもしれない状況を整理し、進め方を相談してみましょう。