・小規模多機能型居宅介護
・看護小規模多機能型居宅介護
いきなり漢字だらけですが、
介護関係の制度や施設などの説明を読んでいると、
非常に長い名前が多いです。
ただ長いだけでなく、介護において、非常に使い勝手の良いものでもありますので、字づらで引いてしまうことなく、いったん落ち着いて内容を理解しておくと、老後の、特におひとりさまにとって役立ちそうなしくみです。
今回はこの2つのワード
・小規模多機能型居宅介護
・看護小規模多機能型居宅介護(実はよくみると最初の「看護」以下は同じです)
について漢字を小分けにしながら、分解して考えていきたいと思います。
1.小規模多機能型居宅介護
とにかく名前が長いですので、少しづつ切っていきましょう。
まず、最初の3文字、小規模であるということが見て取れます。
小さな施設であるということがわかります。少人数を受け入れてくれるところです。
なじみのあるメンバー、スタッフに囲まれて過ごせるというメリットがあることになります。
次の4文字
多機能型、と言っています。
「どんな機能なんだ?」
と思ってしまいますが、
何のことはない、これは3つの機能ということになっています。
・デイサービス(通所介護)
・訪問介護
・ショートステイ(短期宿泊)
この3つは通常、3つの異なる別々の施設を渡り歩いて、介護を受けることになっていましたが、
この制度を行う施設では、ワンストップでこの3つすべてのサービスが受けられます。
そのため、一つ一つ別にアクセスする手間が省け、サービスを受ける側にとっては、メリットがあることになります。
最後の4文字「居宅介護」
基本的に住み慣れた家で、介護を受けつつ暮らせるように支援してくれるということです。宿泊の機能があくまでショートステイとなっているという点が注意点として挙げられます。
施設に完全に住み込む形で入居してしまうと、費用面でも高あがりになりますし、
住み慣れた家ですごせることは、晩年の環境変化の大きなストレスも避けることができます。
ちなみに料金は、3つのサービスすべてをいろいろ使っても固定の料金設定ということになっています。
2看護小規模多機能型居宅介護
先頭の2文字、「看護」が付いただけで、少し長くなりました。
4つ目の機能が付くことになります。
それが、「訪問看護」です。
介護だけですと、
医療行為をしてもらう場合は別枠となってしまっていましたが、医師の指導の下に、訪問看護のサービスが付いてきて、4つの機能を持つことになります。
ここまでくると夢のようなサービスのような気がしますが、まだまだ、数が限られているようです。
今後、数を増やすための政策で、増えてくる流れになるとは思いますが、
名前の長いこの2つの制度を行う施設をまずは探してみて、
近くにあって、自分に必要であれば、けっこう儲けものだと思いますので、まずは、申し入れをしてみる第一候補になるのではないでしょうか。
まとめ
さて、まとめますと
名前が長いこの「小規模多機能型居宅介護」
文字を区切って理解してみると、
「小規模」+「多機能型」+「居宅介護」の3つの部分になり、
・小規模=規模が小さい
・多機能型=「通所」「訪問介護」「ショートステイ」の3つの機能
・居宅介護=自宅で暮らし続けられる
ということ。
2つ目の
「看護小規模多機能型居宅介護」は
先頭に「看護」が付き、
4つ目の機能「訪問介護」がついてくる。
ということでした。
長い名前にはそれだけの価値がある、
ということが言えそうなこの2つについて、まずは分解して理解をし、
ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
(略して、「小多機」、「看多機」と呼ばれることもあるようです)