男性のおひとりさまは、定年後仕事を終えると、社会とのつながりが切れてしまうことも多いようです。
一見、ストレスもなく気楽にゆったりと過ごせるようですが、
孤独のストレスはそうでない人と比べ健康状態も悪くなるなどのデータもあるようですし、社会的孤立は孤独死のリスクもはらんでいます。
その反面、女性はコミュニティづくりがうまく、男性より老後も生き生きして活動している傾向があるようです。
男性はつい、仕事ばかりで半生を過ごしてしまうこともあり、人脈も仕事関係に限られてしまいます。
引退後は、取引先や部下との関係は疎遠になってしまうものです。
仕事上の人間関係は利害関係を離れたところで人格的につながれるということは実は少ないのではないでしょうか。
そうはいっても、男性が地域社会へ60代からデビューするというのはなかなかハードルが高かったりします。
今回は、男性が引退後にどのように社会とのつながりを構築していくかを考えていきたいと思います。
コミュニティを探す
まずはどのような集まりがあるか、調べてみましょう。
市町村のホームページや、図書館、公民館に行くと、趣味や習い事など、共通の背景を持った人たちの集まりがあります。
また、最近ではネット上でもシニアサークルなどを取り扱っているサイトがあったりします。近場で開催されているものに参加してみるのもいいでしょう。
その中から自分に合ったものを見つけていきましょう。
うまくいかない事例としては、地元の老人会など、もともとが地元の商工店主たちの集まっているようなコミュニティなどは、
昔から横のつながりがすでにできてしまっていることもあり、老後からのデビューがなかなか難しいケースもあるようです。
今まで地域社会に何の関わりもなかった場合は、習い事や趣味など、テーマ別のコミュニティを選択する方がよいかもしれません。
やってはいけないこと
まず、いろんなコミュニティにおいて、やってはいけないこととして、
・昔の肩書、学歴をもちだす
・指示する、仕切ってしまう
などがよく言われますが、
とくに仕事一筋で、出世もしてきた方がついやってしまいがちな行動のようです。
地域や、趣味のコミュニティでは、扱うテーマとのかかわりの中で心地よく過ごすための場ですから、
仕事上の権威をもちだしても周囲には無益だったりしますし、必ずしも仕事のように目標を達成すべきというわけでもありません。
会社で良しとされた行動が、地域社会ではそうでないこともあるという風に認識を変えていきましょう。
聞かれた時に話す、または能力を求められたときにそれを発揮するというスタンスが良いでしょう。
また、女性が活躍するコミュニティへも大いに参加して、女性の友人を作るというのもおすすめです。
その場合には、
・聞き役に回る
・男女の関係を求めない
などの行動に気を付けましょう
女性は会話に共感を求めることが多く、男性は解決策を求めたりしがちですが、ここは口を挟まず、しっかりと聞き役に回ることで、何でも話せる友人として信頼感を得られるでしょう。
また、男女関係などの下心なく付き合うことも重要です。
コミュニティ内での複数の女性同士の関係もありますから、
ひとりの人と付き合ってしまうと、その他の人達からひかれてしまったり総スカンを食うなどの事態もあり得ます。
ゆるくグループで付き合っていくスタイルで、場に参加しておきましょう。
また、老後の友人は
まず、その場を楽しく過ごせて、気楽に話ができる関係をまずは目指しましょう。
深い内面の吐露などができることが本当の友人という考え方もありますが、今までの60年近くのバックグラウンドが異なる人たちの集まりですので、
まずは、軽く意気投合できれば段階クリアとし、ゆるく話せる友人をいろいろなところに複数持つ、ということが社会のつながりとしては重要です。
もちろん深い関係を築くことができるならそれに越したことはありませんが、
老後は、病気や介護など重い問題を抱えている人も多かったりします。
まずは聞いてあげること、聞いてもらえること、そんなことだけでも気分を軽くすることがあるものです。
まとめ
さて、まとめますと
男性は仕事人間だった場合とくに、地域社会へのデビューへは注意して適応していく心構えが必要
コミュニティ探しは、地域に深く根差したものより、趣味、習い事など共通のテーマを掲げるものが適応しやすくおすすめ
やってはいけない行動
・昔の肩書、学歴をもちだす
・指示する、仕切ってしまう
女性に対しては
・聞き役に回る
・男女の関係を求めない
などの行動を心掛けて、なかなか簡単にはいきませんが、第2の人生を孤立することなく形作っていきましょう。