年金生活が苦しい。それを支援してくれる給付金があることをご存知ですか?
よくよく考えると、年金生活者を支援すると、国が言うこと自体、
年金だけでは足りないと国も認めているようで、おかしな話ですが、
実際に、自営業の方や、その他の理由で
厚生年金の対象でない方の貧困が問題になってきています。
医療費がタダになる生活保護より、ギリギリ手前の人たちの方が却って医療費分がかかり、貧困にあえいでいるということです。
たとえば、通院を節約して、市販薬で痛みをごまかすなど、苦しい生活を強いられている層が、生活保護の手前にかなりいることも知られています。
個人的には、自分だったら迷わず生活保護に駆け込むと思いますが、いろいろと心情的な抵抗のある方や、財産とみなされるものを保持してしまっているなどの事情を抱える場合もあるようです。
生活保護を受ける段になると、家や車を手放すことを要請されたり、
あるいは手放すことの免除について条件を適用してもらえなかったりなど、
弁護士などのプロを同伴しないと、窓口で対応を渋られる場合もあるようですし、
少しでも月々の年金額が増えれば、年間を通して楽になるはずですので、
自分が対象者かもしれないという場合は、条件を確認してみましょう。
普通は「老齢年金」への上乗せ
この支援策には3種類ありますが、まず通常の年金というと
「老齢年金」ですので、これに上乗せされる支援金が、一番広く当てはまる方が多いでしょう。
(※他に障害年金、遺族年金への上乗せのパターンがあるが、ここでは割愛)
金額は毎年変わるようですが、
・65歳以上で年金を受給していて、
・基本的に年金の1階部分の満額に満たない程度の収入の方
かつ
・市民税が非課税である方(世帯全員)
を満たす場合に、月額5000円程度が支給されるというものです。
なんか意外と少ないな~、という気がしないでもありませんが、もらっておいて損はないでしょう。
消費税の増税分をこの財源に充てているということですので、
社会全体が負担しているという意味で、全世代が公平に負担していると言えると思います。
もはや若者が高齢者を支えるというよりはむしろ、
高齢者世代も含め、全世代で高齢者を支えるという時代が到来しつつあります。この流れは、この先も続いていくでしょう。
もらえる条件に適合する場合は、自宅にその旨が郵送されてくるようで、それに書き込んで返送するだけ、という手続きのようです。
ただ、そのタイミング以降に条件を満たした方などは、自分で手続きする必要があるようです。
また、一度手続きをすれば、条件の範囲内にいる限り恒久的にもらえることになります。
普通の年金と同じく、偶数月に、ただし別枠にて振り込みが行われるということです。
まとめ
さて、まとめますと
年金額が少ない方には上乗せの制度がある。
消費税の増税がこのための資金となっている。
条件に適合の場合は、自宅に郵送でその旨が届くので、書き込んで返送すると手続きは終了。タイミングによってはもれるので、自分で請求することが必要。
年金だけでは生きていけないということを如実に示すこの制度ですが、
いろいろなセーフティネットが、時代の要請に従って出てくるのはよいことだと思います。
この金額だけでは劇的な効果は期待できませんが、適合条件を知っておくだけでも一つの安心材料になるのではないでしょうか。