介護ボランティアというものを知っていますか?
超高齢化社会といわれる昨今ですが、介護業界は人手不足が深刻なことにより、ボランティアの受け入れが盛んな業種でもあります。
老後のおひとりさまの場合、介護というのは老後のお金の心配の大きなウェイトを占めるモノの一つであることは間違いないでしょう。
ただ、心配はしていながらも、いざ介護が必要になるまで、
どういう介護を受けたらよいかなど、
いろいろな情報を全く知らないという方も少なくないのではないでしょうか?
終活の一つの分野として「介活」などといわれたりもしますが、
介護のことを調べるのにあたって、
介護ボランティアを体験してしまうというのはいかがでしょうか?
特におひとりさまにとってどんな意義のあることなのか、考えていきたいと思います。
介護ボランティアの内容
プロの資格者に混じって、重要な介助をするわけにはいきませんが、
その補助的な作業をしていくことになります。
・入居者の話の聞き役
・備品の補充
・部屋、ベッドの清掃
など
介護施設というのは見学も受け入れていますが、実際に働かせてもらうことにより、見学では見れない部分や、情報を得ることができるはずです。
受け入れ窓口
市町村でやっているものとして
・地域包括支援センター
・社会福祉協議会
があります。
民間だと
・介護施設に直接申し入れする。
・募集サイト、NPOなどが運営
ということになります。
人手不足な業界ということもあり、少し検索すればいろいろと情報が出てくるため、見つけるのは比較的容易だと思います。
おひとりさまにとってのメリット4点
・介護業界の知識、将来イメージが得られる
もし元気であれば、将来自分がお世話になるかもしれない現場のことを知る良い機会になります。
施設に入るとはどういうことなのか、費用面はどうなのか、イメージがしやすくなるでしょう。
・定年後の良い働き場になるかもしれない
また、定年後はハローワークでなかなか仕事が見つからなかったりします。
ボランティア体験をもとにして、本気になれれば、定年後に向けて、介護関係の資格の取得の準備なども早くからすることができます。
それは老後の収入源にもなり、知識の面、収入面で一石二鳥のアドバンテージになるでしょう。
・社会とのつながりを確保
おひとりさまにとっては、働くことで、世の中との交流・つながりを確保することにもなり、社会からの孤立を防ぐことができます。
・業界の深い情報がわかる
介護業界は口コミの世界だったりするようです。
どこそこの施設がいい、とか、
あそこのケアマネ(ケアマネージャー)さんはいい人だ
など、プロの介護士の方の知り合い、人脈ができることで、
門外漢には全くわからない情報にアクセスしやすくなります。初めての施設を見学する際にも、より深い目線で観察ができるようになるでしょう。
定年直前の時期や、元気な老後のうちは、介護の世界の勉強と、社会貢献も兼ねて、介護ボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。
まとめ
さて、まとめますと
介護ボランティアへの参加は人手不足もあって間口が広い。
おひとりさまにとっては
・介護の知識、将来イメージが得られる
・老後の仕事として介護を手に職にできる可能性
・これらを通じて、社会とのつながりを確保できる
・業界の深い情報、特に人脈・口コミ情報は困ったときに役立つ
という4つのメリットがあるということでした。
介護の情報については、どこかで教わる機会というのは全くないため、自分から積極的に勉強や情報どりをすることが必要です。
聞きなれない用語や制度も多く、それらについて、60代になってからいざ学び始めるというのもなかなかつらい話ですよね。
社会に貢献をしながら勉強ができ、将来のメリットにもなるこの「介活」。
体が元気なうちに体験してみてはいかがでしょうか。