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孤独死へのシグナル。おひとりさまのたどる3段階に気をつける



誰もがおひとりさまになるかもしれない時代、生涯未婚率の上昇が物語るのは、孤独死にどう向き合うか。

誰にとっても、大きな課題になってきています。

孤独死ってどうなっちゃうの?

と言うと、必ず話題になるのが「特殊清掃」という業者の存在です。

孤独死が起きてしまった部屋というのは、こういったプロの方に入ってもらい、大掛かりなクリーニング、果てはリフォームが必要なことになってしまうためです。

ちょっとグロテスクな表現になってしまいますが、

死亡後、人体が腐敗するのに、だいたい

・夏で1~1.5日

・冬で4~5日

程度しかかからないようです。

そうなってしまうと、近隣への臭気、それだけでなく、
ハエ・ウジ・ゴキブリの発生、また腐敗した人体が黒い液体となって、
カベ・床にしみこんでしまい、ひどい場合は下の階まで流出してしまったりすることもあるようです。

孤独死を出してしまったアパートなどが事故物件と呼ばれるゆえんの一つです。

何とか対策を講じたいと思うのはやまやまですが、
どんなおひとりさまも、そうなりたくてやっているわけではありません。

見つかるまでの日数が長いほど、状態は悪化します。

人によって程度が、軽度~重度のようにあるとして、
何とかそのシグナル・兆候をとらえることができないか?


あてはまるケース別に対策を考えていきたいと思います。

軽度の孤独死

まず、施設などにも入っておらず、独居しているということは、

それなりに健康で、介護もいらずに暮らしているというケースになると思います。

急性でない病気や、だんだん衰えていく老衰のような緩やかなタイプの場合。

この場合であれば、定期的な見守りサービスがあれば、病気のなりはじめなど、兆候~死亡まで気づいてもらうための期間ができ、孤独死を防ぐことはできそうです。

中度の孤独死

それなりに健康で、独居しているが、持病が急性の場合。

たとえば、心筋梗塞、脳卒中の発作が急に襲ってきた場合、

自分で電話にたどり着く前や、
見守りサービスの緊急ボタンを押す前に意識を失ってしまった場合が、孤独死になってしまう可能性になります。

前日まで元気だったりするため、よけいに周りは油断してしまいそうです。

こちらはより手厚い見守りサービスが必要になってきそうです。

たとえば、

家に設置するセンサーだけのものよりは、
人的な駆け付けサービスがついているようなものであれば、病院に搬送され、命が助かる場合もありそうです。

重度の孤独死

孤独死で多いのが、セルフネグレクトという症状の方々のようです。

セルフネグレクト(自己放任)とは、

緩やかな自殺ともいわれる状態で、精神的な症状から来るもののようです。

人生のどこかでつまづいたり、何らかのマイナスがきっかけで、自分の身を顧みなくなってしまう状態で、だれでも陥ってしまう可能性があるようです。

家族がいたとしてもそうなってしまうのに、おひとりさまだったら
余計に孤独にふさぎ込んでしまうというケースもありそうですし、
ちょっと怖い気もします。

典型的なパターンでは、

ゴミ屋敷に独居している方、

というのは、家族がいたとしても完全におひとりさま状態で、社会からも自分を閉ざしてしまっているケースがよくあるそうです。

コンビニの弁当や総菜のパック、ペットボトルなどが入ったごみ袋がうずたかく積みあがっている。電気・ガスも止まってしまって、かろうじて水道だけがつながっている状態。

そんな部屋の真ん中で熱を持ったゴミにより気温が40度以上にもなり、熱中症により孤独死して発見されるといいます。

性格はまじめで、コミュニケーションや世渡りが不器用な方が多く、
7割以上が男性ということのようです。
仕事をしている間の勤務態度も真面目だったりと、誰もそんな状態になっていると気付かないようです。

最後はすべてがおっくうになって

・お風呂も入らない → お風呂もごみの山

・トイレにもいかない。 → ペットボトルに用を足す、おむつに用を足す。→尿の入ったペットボトル、無造作に脱ぎ捨てられたおむつの山

最後は、悪臭、熱気の中、食べることと、水分を取ること以外何もしない状態へ陥ってしまう

ということのようです。

このパターンは、急にそうなるというのではなく、長期的になっていくので、
気づくチャンスはたくさんありそうなものですが、

自分の意思で、社会から孤絶している場合が多いために誰も気づくことができず、孤独死に至ってしまうようです。

見守りサービスを頼もうというような意思はすでに無くなっているような状態です。

この場合は、自分で自覚できても、精神的な落ち込みにより、どうしようもないかもしれませんが、

重度になる前の兆候として、

・ごみを捨てることや、生活のすべてがおっくうになってしまっていないか?

・社会から孤絶することを選んでしまっていないか?

など、軽度のうちに気づけるチャンスを逃さないように、

こういう精神的落ち込みのパターンがあることも覚えておき、
自力で一念発起してカウンセリングを受けるなどの選択肢を選べるような
心の準備をしておきたいものです。

おひとりさまは何か逸脱していても、だれも指摘してくれる人もいないですので、
自覚的・客観的でいる必要がありそうです。

一つ準備ができそうなこととしては、「孤独死保険」というものがあります。

これは、孤独死したあとの後始末にかかる費用に対する備えになります。

賃貸の家主が最後の後始末の費用を、おひとりさまや、その親族に請求する手立てがなく、
すべて負担せざるを得ない場合に、その費用が出るというものです。

おひとりさまが賃貸を借りる際にはこの「孤独死保険」への加入を義務付ける家主もいるようですが、

保証人などがたてられない場合は、その要請に従うということも一つのおひとりさまのエチケットであるかもしれません。

まとめ

さて、まとめますと

孤独死になりがちなパターンには、軽度~重度のシグナル・兆候がありそうだ。

・軽度の場合。
ある程度の期間で悪化していく症状なら、見守りサービスで兆候を察知

・中度の場合
心筋梗塞・脳卒中なら、急性な発作に備え、人的な見守りサービスも。

・重度の場合
セルフネグレクトなら、本格的に落ち込む前、初めの兆候のうちに精神的なケアを受けるべく、自力で一念発起できるか?
または、「孤独死保険」には入っておく

など。

社会とのつながりを、と一口に言っても難しいかもしれませんが、
特に男性は若いうちからおっくうがらず、
コミュニケーション力を鍛えておいて損はなさそうです。

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