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おひとりさまの老後の住居を考える3ステップ

おひとりさまが老後の住居をどうしていくかを考えていくにあたって、いろいろ心配を抱かれる方も多いのではないでしょうか?

たとえば、

・家賃を払い続けられるだろうか…

・違うところを借りることになったら、親もすでにいないし、保証人はどうしよう…

・もっと狭い家をいっそ買っちゃったほうがいいのか…

などなど

いろいろ悩みは尽きなく、いろいろと出てきてしまうものです。

そんなときに

優先すべき問題とそうでないものを分けつつ、順序良く物事を比較、検討していくために押さえておきたい3つのポイントと、手を付ける順番についてご提案します。

上から順番に手をつけて行きたいポイントとなります。

①要介護度の観点(今は健康だとしても)

②お金の観点

③場所の観点

一つずつ考えていきたいと思います。

まず①要介護度の観点

要介護度というものをご存知でしょうか? 

例えば、介護施設に入居する際に「要介護度3」以上でないといけない、などの条件があったりしますので、そういう使われ方で聞いたことがあるかと思います。

要介護度には5段階あり、ざっくり言うと

要介護1
 - 自分の身の回りのことや、歩行、移動に少し支援が必要。      少しの問自分の身の回りのことや、歩行、移動への支援が少し必要に    なってくる。問題行動や、理解・判断力の低下が散見されるようになっ
てくる

要介護2
 - 上記が全般的に1段階悪化、そしてトイレや食事などの支援が少し必要になってくる

要介護3
 ― 身の回りのこと、歩行、移動が自分ひとりでできない。トイレが自分ひとりでできない。いくつかの問題行動、理解・判断力の低下が常に出てくる。

要介護4
 - 食事へサポートが必要。それ以外は、すべて他人の介助で行う必要。問題行動、理解・判断力の低下が多くなってくる。

要介護5
 - 生活上のことは、すべて他人の介助のもとで行う。問題行動、理解・判断力の低下が重症化。

おひとりさまにとって、一人でどこまでできるか、は重要なポイントです。

特に着目しておきたいのが、

要介護度3です。

トイレが一人でできなくなってくる。

このあたりが、おひとりさまが暮らしていく上での一つのネックになってくると思います。こうなると他人の手を本格的に借りることになってくるからです。

もちろん、今、これを考えている段階では、健康に何の不自由もないというおひとりさまも多いかと思います。

ですが、高齢になるにしたがって、いろんな不調が起こってくる可能性があります。

おひとりさまにとって特に影響が大きいのが、

・歩けなくなること (筋力の低下、転んで骨折、パーキンソン病など)

・見えなくなること (白内障、緑内障、加齢黄斑変性症など)

・考えられなくなること (認知症、アルツハイマー病など)

などです。

おひとりさまはけっこう体が資本だったりします。健康寿命が長ければ長いほど、そのための苦労や費用も少なく済むからです。

これらは、いつ起こるかわかりません。

健康に気を使って生活しながらも、可能性を払しょくすることは難しいものです。このような症状は起こるものと想定して、何らかの準備をしておくことは安心につながります。

おひとりさまが要介護度3になったとき、どうするか?

ここは外せないポイントになってきそうです。

では、ここを起点として考えると、

・賃貸ならば、何らかの介護施設に入居する。

・持ち家ならば、介護施設に入居したあと、もう住むこともないので売却する。

・高齢者用シェアハウス(見守りサービス付き)で、お互いに助け合える部分は助け合う。

など選択肢が浮かんでくると思います。

ここからは

②お金の観点

も絡んできますが、

もっと事前に、いろいろな選択肢、

・もう少し手狭な家に引っ越しておこうか。

・手狭な家を購入しようと思ったが、買うのをやめようか。

・持ち家をリバースモーゲージの契約で資金化しておこう。

・もう少し田舎へ引っ越しておけば、家賃は少ないかもしれない。あるいは買っちゃってもいい値段かもしれないな。

・賃貸するのに、保証人の代わりに保証会社を立てて申し込める物件が増えているみたいだが、近くにありそうだろうか(調べてみよう)。

・シニア向けマンションを検討しているが、「介護度が進むと退去」、などの条件は大丈夫か? ※高齢者専用賃貸住宅:民間事業者が運営をする賃貸住宅。介護の必要が無い~軽度の高齢者向け

・シルバーハウジング(UR都市機構など)あたりがいいのではないか。保証人が不要だし。

・「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)」は近くにないだろうか? 基本的にバリアフリーなら安心だ。

・「特養(特別養護老人ホーム)」は順番待ちがすごいらしいが、状況を聞きに行ってみようか。

・有料老人ホームでも、「特養」なみの良心的な価格のところを探してみよう。

など、様々な選択肢を検討しておくことで、お金の問題についても比較検討ができるようになってきます。

健康で体力のあるうちに、また、調べ物をする気力のあるうちに、そして、まだ働いて稼げるうちから準備をしておくことが、おひとりさまにとっては、賢明な選択かもしれません。

このようにして、

最後の

③場所の観点

も徐々にしぼれてきます。

住み慣れた家に住み続けたいという方も多いと思いますが、

要介護度3を超えるまでは、デイサービス、訪問介護で何とかなっても、その先は、住む場所を移さざるを得ない状況になってしまうこともありそうです。

それならば、そうなってしまってからではなく、移動する先について、事前によく知っておく。

そうすることで、いざというときに環境変化のストレスなく暮らしていくことができるのではないでしょうか。

まとめ

さて、まとめますと

おひとりさまが老後の住居を考えていくために

・要介護度の観点(今は健康だとしても)

・お金の観点

・場所の観点

上から順番に手をつけて行きたいポイントということでご紹介しました。


参考記事はこちら

・移住についての記事はこちら

・「サ高住」についての記事はこちら

・有料老人ホーム(安く)についての記事はこちら

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